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ビザの許可率はどれくらい?
2022.9.1
「ビザが許可される可能性はどれくらいですか?」というご質問は、毎回のように頂戴します。
許可率は、就労ビザであれば、雇用する会社の財務状況、本人の在留実績・職務内容・経歴(学歴等)により大きく左右されますし、身分系ビザの場合も、様々な要因により許可率は大きく異なります。
では、一応の目安として、実際、どれくらいビザは許可されているのでしょうか?
【在留期間更新】 既済:65,774件 許可:64,564件 不許可:115件 その他:割愛 許可率 98.1% 不許可率 0.18%
【在留資格変更】 既済:32,832件 許可:30,362件 不許可:492件 その他:割愛 許可率 92.4% 不許可率 1.49%
これらの数値だけ見ると、ほとんどが許可されているという印象を持たれるかと思います。
しかし、真に専門知識を有する取次の行政書士・弁護士等によって、許可率が維持されている部分も多分にあるため、安易に簡単だ!という感覚で申請することは正直お勧めできません。
許可されるはずのものが、不許可になってしまい、ご相談に来られる方が多数いらっしゃるのも現実なのです。
専門家に依頼するメリットは、
- 許可されるべきものをより高確率で許可にしてもらえる
- 会社の手間が省け、審査期間の短縮にもつながりやすい(本業に集中できる・雇用の安定につながる)
といったところに集約されます。
許可されてはいけないものを許可に導くというのは、職業倫理に(法令にも)反するため、帰国を促さざるを得ないケースもあります。日本に在留することを目的に、無理くりな申請を行う=腕がいい事務所ということでは決してないのです。
余談ですが、永住申請の許可率はどうなのか見てみましょう。
【永住申請】 既済:5,050件 許可:3,360件 不許可:1,555件 その他:割愛 許可率 66.5% 不許可率 30.8%
その他の申請に比べて、かなり確率が低くなっています。
永住申請は、ダメ元(チャレンジ)という感覚で申請される方も多く、要件を充足できていない場合でも申請される方が多いのが現状です。
しかし、希望的観測で申請しても許可になることはやはりありません。
不安な点、懸念点がある場合には、まず、専門家へご相談することをお勧めいたします。