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【入力画面付き】ビザのオンライン申請のやり方
2022.11.1
ビザの申請は、現在、基本的にオンラインで行うことができます(一部対象外有り)。入力画面のサンプル付きで解説しています。
出典:出入国在留管理庁在留申請オンラインシステム(許諾を得た上で掲載しています) ※「オンライン申請手続」画面をもとにDEJIMA行政書士事務所が(入力)加工を行っているものです。 ※入力されている人物名・番号・数値等は全て架空のもので実在しません。 ※引用している画面は、2022年11月1日現在の仕様です。今後、改正、改変等が行われる場合も多々あるため、当記事は、最新のバージョンについて保証するものではありません。
では、以下のケースをサンプルとして説明します。
持っているビザ:技術・人文知識・国際業務 申請の種類:在留期間更新許可申請 ※申請取次行政書士が入力する場合を想定していますが、申請人本人が入力する場合とほとんど違いはありません。
STEP1 申請種別及び在留資格選択
ログインをすると、上記のページになります。 ・申請種別を選択します ・在留資格を選択します
STEP2-1 身分事項1
入力の注意点は、次のとおりです。 (2)氏名 半角英字での入力ですが、大文字で入力して下さい。小文字だとエラーになり、次に進めません。また、スペースを利用せず、カンマで区切る必要があります。 (8)住居地 タブで、東京都豊島区という形で選択し、その先の住所については、全角で入力する必要があります。 (9)電話番号 固定か携帯のいずれかを半角数字で入力して下さい。ハイフンはつけないようにしましょう。 (10)(18)メールアドレス(通知用等) Gメールなど、海外経由のフリーアドレスは、オンライン申請のシステム仕様により、通知が届かない(ヤフーメールはちゃんと届きます)ので、要注意です。 (14)在日親族 ここについても注意が必要です。申請人は、半角英数字で、カンマで区切った入力をしますが、在日親族について、ローマ字で入力する場合、全角でカンマ無しで入力する必要があります。申請人と同じ形で入力するとエラーとなり、次の入力に進めなくなります。※いわゆる外字の入力もエラーとなります。
STEP2-2 身分事項2
10 取次者等氏名 今回、取次者による申請を仮定しているため、取次者の氏名を記入し、その下の、チェック欄にチェックを入れます。
STEP2-3 活動に関する事項
(1)最終学歴 卒業年月日の日付けは、「日」の方も入力しないとエラーが発生します。
(2)学歴及び職歴 国内外問わず全て記載する必要があります。英字表記の有無、漢字表記等の有無を選択し、それぞれに記載しますが、この際も、半角英数字で入力するとエラーとなりますので、全角で入力するようにしましょう。
所属機関契約先 (1)名称 これについても、半角英数字入力はエラー判定されますので、注意が必要です。
(6)所在地 全角で入力。 (7)電話番号 半角でハイフンなしで入力。 (8)資本金(9)年間売上高 (8)は単位が円、(9)は単位が万円となっていますので、誤入力に注意です。 (11)このうち技能実習生 技能実習生がいない場合、半角で0名と入力しないとエラーとなります。
4申請人の活動内容等 (3)職務内容詳細 在留資格該当性に留意しつつ、担当する職務内容について、端的に記入します。 職務内容の変更の有無について入力します。変更がある場合には、現在の職務内容を端的に記入します。 (4)実務経験年数 単位が年ではなく、か月となっているので注意しましょう。3年の経験がある場合には、36という形で入力を行います。半角で入力する必要があります。 (5)情報処理技術者資格又は試験合格の有無 情報処理業務従事者のみ入力となっていますが、情報処理業務従事者でなくとも、無にチェックを入れるなどしないと、エラーが生じます。 (7)派遣予定期間 派遣労働者ではない場合も、半角で0(か月)と入力する必要があります。
(10)月額給与・月額報酬 単位が千円となっているので、間違わないようにしましょう。
STEP3 入力情報確認
入力が終わると、最後のステップとして、入力情報確認画面が出ます。 入力した情報を一覧で確認し、内容を修正したい場合には、この画面で、修正のボタンを押して修正しましょう。 一度、申請内容を登録してしまうと、その後修正することができません。 また、☑を入れたら、申請情報入力ボタンを押す前に、必ず、画面を印刷するか、PDF等で保管をしましょう。 ※なお、ここまでで申請書の入力自体は終わりですが、顔写真、資料の添付を行ったうえで、申請のボタンを押さないと、申請自体は完了しません。充分にご注意ください。
オンライン申請は、入管へ赴く必要がないため、待ち時間もなく、大変便利です。しかし、現時点では、以上のようにまだシステムが洗練されていないところもありますので、入力やチェック、控えの保管等を慎重に行う必要があります(操作を30分行わず放置すると、セッションタイムアウトになってしまいますし、ブラウザの戻るボタンを使ってしまうと、エラーとなり、いずれもはじめから入力しなおすことになりますので、ご注意下さい)。
DEJIMA行政書士事務所は、オンライン申請も多数行っており、全国からのご相談を承っております。どうぞ、お気軽にご相談下さい。